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女性起業家にセルフブランディングが必要な理由は?ブランド化の方法や流れを解説!
2024.3.19

女性起業家にとって、知名度が低い状態でどのように集客するかは大きな課題の1つです。そこで、実践したい集客手法が「セルフブランディング」です。

 

セルフブランディングには、女性起業家が不利になりやすい点を覆し、集客につながるなどのさまざまなメリットがあります。

 

本記事では、女性起業家が知っておきたいセルフブランディングの知識や方法、メリットやデメリット・注意点、実践の流れなどを解説します。

 

女性起業家が実践したいセルフブランディングとは

女性起業家がまずはじめに押さえておきたい基本的な項目があります。それが、セルフブランディングについてです。以下に、概要や類似用語との違いを取り上げます。

 

セルフブランディングって何?

セルフブランディングとは、「セルフ(自己)」+「ブランディング(価値創造の施策)」をあわせたマーケティング用語です。

 

本来、ブランディングは企業が会社や商品に対して認知度の向上を目的に情報発信するものですが、個人をブランドにして商品価値を生み出すこともできます。

 

特に、本人のブランドイメージを確立して、競合他社にも負けない知名度を得られるのが魅力です。

 

パーソナルブランディングとの違い

セルフブランディングは、よく「パーソナルブランディング」と比較されます。しかし、実際はこの2つに意味の違いはほとんどなく、同じものとして扱われます。特徴や魅力を引き出して、価値を広めるという意味は共通のものです。

 

セルフブランディングとパーソナルブランディングでは、すべきことの違いもありません。よくわからない人は「だいたい同じもの」として捉え、言葉の違いに翻弄されないことです。

 

セルフブランディングはストーリーで成り立っている

企業のブランディングでは、商品に様々な価値付けが行われており、それがストーリーである必要はありません。しかし、セルフブランディングは、価値の生み出し方が基本的にストーリーで成り立っています。

 

女性起業家による成功事例の中には、美容や子育て、経験に基づいた商品開発などが軸となっています。これは、商品そのものに価値を見出すのではなく、起業した本人がブランドとなって差別化を図るためです。

特にRICCAのブランディングアカデミーでは、「ストーリー」を作ることを大切にしています。
なぜなら、同業の女性起業家が何人いようと全く同じ人生を歩んできた人間はいないからです。

また、ストーリーを大切にすることで独自のコンセプトも生まれます。
RICCAの受講生で第一印象に特化したプロデュースをしている女性起業家Kさんは、キャスターである会社員時代に上司からよく冗談で「君は第一印象はめちゃくちゃ優秀そうだが、見掛け倒しだな~(笑)」と言われたことがあったとのこと。
もちろん愛ある冗談で、近寄りがたそうに見えて親しみやすい、Kさんの愛されキャラを表しているエピソードです。

見た目はキリリとしていて中身がおちゃめなKさんらしい微笑ましいエピソードですが、
Kさんは自身のキャラクターが分かっていたからこそ、外見・話し方・姿勢、と第一印象を磨く努力を常に心がけていたそうです。

そのような経験から、「見られたい自分に魅せる!」をコンセプトに、Kさんの講座は大人気!

開発や販売に至った本人だけのストーリーがブランドを生み出すのです。

 

女性起業家にセルフブランディングが必要な理由

女性起業家がビジネスで成功を収めるためには、セルフブランディングが欠かせません。なぜなら、どこにでもいる女性が起業して商品やサービスを売り出しても、知名度の低さから売上に結びつかないからです。

 

セルフブランディングをすることによって、女性起業家とブランド価値が結びつき、認知度の向上や広告の宣伝を後押しします。

 

また、女性は国内でも起業家の数が男性に比べて少ないことが知られています。そのため、女性起業家にとっては、セルフブランディングで価値を高めないと優秀な人材を集めることも難しいでしょう。

 

男性起業家がセルフブランディングを十分せずに成功した事例を真似しても上手く行かないことがあるのはそのためです。まずはセルフブランディングを検討することが重要です。

 

女性起業家のセルフブランディングに求められるもの

セルフブランディングを始める前に、全体像と将来性を見通すことが必須です。

 

セルフブランディングをした後、将来を見据えて、いま何をして、これから何をすべきか考えましょう。そこで、女性起業家に求められるものを以下で取り上げます。

 

中身は大事だが、見た目も重要

女性起業家は、セルフブランディングをする際に、見た目がとても重要です。特に男性よりも女性の方が、女性の容姿に対しての審美眼は厳しく、安易な化粧や服装でごまかすことが難しいでしょう。

 

広告で集客を図る際に、SNSを活用することまで含めれば、ホームページの写真や動画の見た目には気を使って準備しておくことが大事です。

 

非言語コミュニケーションと「メラビアンの法則」

女性起業家のセルフブランディングは、顧客に対してブランド価値を認知させることが目的にあります。しかし、言葉でブランド価値を語っても、その1割にも満たない影響力しかありません。

 

コミュニケーションは、視覚的な情報が5割以上を占めます。特に言語よりも非言語(視線や手の動き、しぐさなど)が重視されることを示した「メラビアンの法則」は有名です。

 

本人の価値を伝えるセルフブランディングは、顧客とのコミュニケーションを取る際に、視覚情報に重点があるといえます。この点を意識して、顧客向けの画像・動画クリエイティブを用意しましょう。

 

○セルフブランディングを成功させる4つのポイント

女性起業家にとってセルフブランディングは、上手く活用することで成功につなげたいでしょう。しかし、どうすれば成功できるのか、それがまったくわからないという方もいます。

 

そこで、成功のポイントを以下に4つ解説します。

 

自分のことを理解する

セルフブランディングは、外から魅力を取り入れるのではなく、自分の内側から魅力を引き出し、顧客に伝えることが重要です。

 

そこで、自分のことを十分に理解して、魅力にできることを自身で把握することが求められます。

 

セルフブランディングのノウハウは、具体的にイメージしづらいものですが、起業を「就職」や「結婚」に置き換えればわかりやすくなるでしょう。

 

例えば、「就職」では企業に対して自己分析を行い、面接などで魅力をアピールすることになります。自分を知らない人は、アピールすることも限られ、相手にも長所が伝わりません。

 

もちろん、企業に対する価値を示すために就職では業務性や性格的なことが重視され、起業時のブランディングには別の魅力を示す必要はあります。しかし、考え方の基本は同じです。

 

自分の過去の体験や経験、スキル・ノウハウなどを軸に、子育てや恋愛・結婚、企業の就業経験、他の様々な出来事や知識などをフル活用します。

 

その上で、自分にとって価値を最大化するセルフブランディングを行いましょう。このとき、強み・弱みを明確にしてアピールに使えば、良いことしか伝えない人よりもブランド価値としての魅力は上がります。

 

SNSやインフルエンサーの活用

セルフブランディングは価値を作り出す方法を知るだけでなく、一般の人への具体的な伝達手段も押さえておくことが重要です。

 

例えば、ブランディングでよく用いられるツールには、X(Twitter)やInstagramなどのSNSが挙げられます。SNSは基本的に利用は無料ですし、コストをかけずにブランディングに必要な集客を進めることができます。

 

また、SNSのアカウント運用だけでは知名度の向上が狙えない場合、インフルエンサーの活用なども視野に入れます。

 

すでにインフルエンサーが抱えているフォロワーに女性起業家としてのブランドを売り込めるような企画を提案するなど、多少コストをかけてもブランディングを成功させたいところです。

 

優柔不断にならない一貫性の重視

セルフブランディングで成功するためには、ブランド価値にブレがなく、イメージを明確にすることが不可欠です。

 

ブランドにすべき自分の価値やイメージがはっきりせず、コロコロ変わる優柔不断な姿勢では、一貫性が失われてブランドの定着が起こりません。

 

ブランディングでは、1つのイメージを商品や本人の価値と結びつけて初めて成功といえます。成功を目指すなら、戦略やイメージがブレないように一貫性のあるものにしましょう。

 

セルフマネジメントを怠らない

女性起業家が個人で事業を展開するにしろ、人を集めて企業の形を取るにしろ、自己管理するためのセルフマネジメントは疎かにできません。

 

セルフブランディングは、いまの状態を続けていけば成功に繋がるわけではなく、ブランドイメージを更新し続けて、ずっとファンでいてもらう必要があります。

 

本人が自己努力や事業取り組みへの工夫をせずして、成功だけを収めることはまずありません。

 

しかし、ブランドイメージを崩さない商品やサービスを本人のブランドにあわせるというのも難しいでしょう。

 

そこで、戦略性を持ってブランドイメージを高め、ファンにブランド通りの魅力的な人物だと認識し続けてもらうことです。

 

セルフブランディングを女性起業家が行うメリット

ここでは、女性起業家にとってセルフブランディングをするメリットを紹介します。

 

商品ブランドとして価値をもたせられる

セルフブランディングのメリットは、まず普遍的な商品やサービスでも独自の価値を付け足して、認知を広められることです。

 

例えば、ベビーグッズや子育て商品は世の中にありふれていて、よほど画期的な商品やサービスでなければ独自のものは打ち出せません。

 

しかし、商品に価値付けするのではなく、女性起業家が自分を(商品のように)ブランドにすることで、「子育て経験を持ち、改革を目指す女性」の商品・サービスというブランドが成立します。

 

自分にどのような価値付けをするかは一通りではなく、魅力を探して経験などから顧客に寄り添えるものを選びましょう。それだけで、ブランドの価値はさらに高まります。

 

戦略の方向性が固まる

女性起業家は、商品開発や企業立ち上げなど、さまざまなタスクに追われがちです。そのため、戦略が決まらず、漠然とした集客や広告を事業計画として掲げてしまいます。

 

しかし、セルフブランディングで商品やサービスを売り出していくことがはっきりしていれば、戦略的に迷いにくくなります。そのため、戦略の方向性も明確化しやすいでしょう。

 

自己理解が深まる

先に述べたように、セルフブランディングは自分を理解することで成立する手法です。セルフブランディングに必要なことを進める中で、自己理解が深まり、今まで意識していなかった自身の魅力や商品価値への転嫁などができるようになる可能性があります。特に女性起業家が自分をブランド価値にすることで認知度を上げる際には、大いに役立ちます。

 

ターゲティング、市場分析のノウハウが身につく

セルフブランディングはターゲティングの実施や市場分析が欠かせません。そのため、セルフブランディングを通じて、物販やサービス提供に必要な市場理解やマーケティングノウハウが身につきます。

 

時間の都合で外部のコンサル会社にターゲティングや市場分析を任せる場合もありますが、まずは自分でやってみることです。経験やノウハウを積み上げるためにもおすすめです。

 

他社と差別化できる

類似の商品をただ売るだけの場合と、セルフブランディングで売る場合では、顧客から見た印象は大きく異なります。そのメリットが、他社との差別化を戦略的に推し進められることです。

 

他社の類似商品やサービスとあまり変わらなくても、差別化できていれば自社のほうが注目されやすくなります。

 

例えば、住宅の内装に使う同じ「手すり」の商品でも、普通の「手すり」と子供の事故防止用「手すり」では、ターゲットが明確な分、他者との差別化ができます。

 

特に、女性起業家がコンセプトを明確にした商品は、一般商品とアプローチが違っており、特定の層をファンにして売れやすくなるのです。

 

価格競争に左右されにくくなる

他社との差別化に関連して、独自性を打ち出したブランド商品は、価格競争に左右されにくいというメリットがあります。

 

価格競争は、ダイエースーパーが過去に行い、PB商品など徹底的な価格競争をしたことが有名です。ちなみに、PBは「プライベート・ブランド」の略です。他店もこれを真似して、さまざまな激安セールやPB商品が2000年前後に生み出されます。

 

2023年現在では、実店舗以外にもネット通販の一部で価格競争が続いています。しかし、独自ブランドも増えており、商品の多くが値段によってだけ購入意思が決まらなくなっています。

 

ブランド化した商品は、たとえ同じような商品でも高く売ることができるため、価格競争に左右されにくくなるのです。

 

セルフブランディングのデメリット・注意

セルフブランディングにはメリットがある一方で、見方によってはデメリットもあります。

 

ブランドは一度失敗すると信頼を取り戻すのが難しい

まず、セルフブランディングで注意が必要な点は、失敗したときにブランド価値や本人の信頼を取り戻すのがとても難しいことです。

 

例えば、商品を売る起業家が1つの商品も売れずに失敗しても、ブランド価値は下がりません。

 

しかし、セルフブランディングで本人を主体として売り込み、集客して、商品価値の定着に失敗した場合、そのブランドの失敗としても見られます。そのため、ブランディングの失敗がそのまま事業の失敗にも繋がりかねないリスクがあります。

 

実践にはブランディングの理解が必要

セルフブランディングは失敗のリスクがあると述べましたが、失敗する人の多くは、ブランディングの理解が不足している人です。

 

我流で実践して失敗するため、なぜ失敗したのかよくわからず、そのまま起業家は事業から撤退することを余儀なくされます。

 

実際、経営分野の専門家に指摘されている通り、セルフブランディングは難易度の高いマーケティング手法です。

 

一見、自分を商品に見立てて良さを広めるブランド化は難しくなさそうですが、思いつきや戦略性がなく、ブランド化には繋がらないケースも少なくないのです。

 

特にマーケティングやブランディングを理解していない起業家が手を出すことで失敗しやすいことから、初期の頃に、事前準備が必要です。

 

十分な知識と実践に耐えるノウハウの共有(セミナー参加や情報収集、ベンチャー企業での就業経験など)を目指しましょう。

 

もちろん、ポイントを押さえてマーケティング基礎を学んでいれば、ブランディングに精通していなくてもブランディングに通じる基本的なことはできます。

 

まずは0から1に知識を蓄えて、実践を進める準備をすることです。

 

中長期的な計画が必要になる

セルフブランディングの後、売上や利益、集客の具合から失敗と判断してしまう女性起業家が少なくありません。なぜそう判断してしまうのかといえば、セルフブランディングの結果が短期間に出るものだと過信や間違った認識をしているためです。

 

ブランディングはセルフブランディングを含めて、中長期的な戦略として知られており、即効性のあるような効果は見込めません。

 

特に起業したばかりで、その上セルフブランディングの特性を理解せず、結果ばかり追求します。成功したと公表してさらにブランド価値を高めたい人は意外と多いのです。

 

そこで、セルフブランディングを正しく進めるためには、計画を立て、成果をすぐに求めないことが大事です。

 

ブランド価値を下げない一貫性の維持が必要

セルフブランディングは、女性企業家のブランド化を基本としており、その人の価値に対する周囲の認識がそのまま結果に現れます。

 

しかし、途中でブランドのイメージを変更したり、異なる商品を打ち出そうとした際に、すでにあるブランド認識が崩れてしまうことがあります。

 

あえてイメージを崩して、挑戦的に別の客層を取り込むことはできますが、起業初期の頃は既存顧客が離れるデメリットのほうが大きく、安易に変更するのは避けるべきです。

 

これは個人の起業家だけに限った話ではなく、大手や中小などの法人でも、一度根付いたイメージを根底から覆すブランド毀損の商品やサービスは客離れにもつながるため、慎重に行われます。

 

セルフブランディングにおけるファンの重要性

セルフブランディングでは、本人のブランド価値による認知度の向上や売上アップ・維持など、さまざまな恩恵をもたらす存在がファンやリピーターです。

 

特に、繰り返し商品を買ってくれるリピーターを抱えて、ファンになる人を増やすことには大きな意義があります。

 

具体的には、高い「顧客ロイヤリティ」を維持することは「LTV(顧客生涯価値)」の向上に繋がります。

 

顧客ロイヤリティは、顧客のブランドに対する忠誠心(ロイヤリティ)のことで、満足度や信頼感に現れる指標です。これが高くなると、よほどのことがない限りその商品・サービスのブランドから離れることはなくなります。

 

その結果としてあらわれるのがLTVの数値というわけです。LTVはようするに、生涯に渡って顧客がその企業で買い物をするなど、企業に落とす利益のことです。

 

多くの顧客の忠誠心が上がれば、より大きな生涯を通じた利益が見込めるのです。

 

セルフブランディングの流れ

 

以上を踏まえて、セルフブランディングの流れについて紹介します。

 

  • (1)自己分析
  • (2)ペルソナ・ターゲットの決定
  • (3)ストーリーを作る
  • (4)広めるべきブランドイメージを固める
  • (5)広報、宣伝の手段を決める
  • (6)実際にメディアを通じてブランディングを開始
  • (7)結果を受け止め、分析して、今後の戦略にフィードバックする

 

セルフブランディングの基本は、自己分析と市場分析(ペルソナ・ターゲットの決定)を経て、ブランドイメージをそのターゲット層にアプローチすることです。

 

ブランドイメージが決まれば、後はそれを宣伝して、結果をフィードバックするという繰り返しになります。

 

また、セルフブランディングだけではカバーできないことも以下の通りに進めておきたいところです。

 

  • 起業の準備
  • 知識(資金・会社設立の手続きについて)
  • ホームページの写真
  • オウンドメディアの運営(ファン獲得のためのメディア展開)

 

これらを同時並行して行いましょう。見た目の印象もブランドイメージには重要なため、ホームページやSNS、広告運用では、写真や動画の撮影にも力を入れたいところです。

 

まとめ

今回は、セルフブランディングに必要な基礎部分やメリット・デメリット、大まかな手順について解説しました。セルフブランディングには、女性起業家が直面する知名度の低さを補って、成功するためのポイントがいくつかあります。

 

メリットを踏まえた上で、実践する場合は中長期的な計画を立てて、分析などもできるようにマーケティングの知識やスキルなども磨いておきましょう。

 

ブランディングに失敗する人は、中途半端な知識で実践することが理由です。ブランド化のリスクとしてデメリット・注意点を踏まえ、効果的なセルフブランディングを行いましょう。