ブランディングスクールRICCA代表の朝倉みや子です。
あなたは女性起業におすすめの職業と聞いて何を思い浮かべますか?
多くの方が、ヨガインストラクターやネイルサロン、ファッション通販サイトなど、女性らしい職業を思い浮かべるかもしれませんね。
しかし、成功を収めている業界はそれだけではありません。
例えば、教育・健康・ITなどの分野で新たなビジネスモデルを確立し、産業をリードしている起業家も多く存在します。
そこで本記事では、
- 女性起業におすすめの成功例が多い職業7選!
- 女性起業におすすめな仕事の選び方4選!
- 女性起業でおすすめの働き方とは?
- 40代からの女性起業でも成功しやすいおすすめの職業とは?
についてご紹介します。
成功例の多いおすすめの職業や職種について知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね!
目 次
女性起業におすすめの成功例が多い職業7選!
女性が起業に成功するための秘訣として、まずは自身のスキルや強みを深掘りしていきましょう。
それをベースとして、コンセプト設計や競合リサーチをしていくのがおすすめです。
しかし、起業が初めての女性にとっては、どの分野や業種が合っているのかを見極めるのは難しいですね。
そこで実際に女性が起業をして成功例の多かったおすすめの職業をピックアップしました。
女性起業におすすめの職業は以下の7つです。
- おすすめ①:女性向けセミナー・教室
- おすすめ②:女性向けコンサルタント・コーチ
- おすすめ③:女性向けハンドメイド作家・ネットショップ経営
- おすすめ④:動画編集
- おすすめ⑤:Webライター
- おすすめ⑥:Webデザイナー
- おすすめ⑦:代行ビジネス(家事・SNS・オンライン秘書)
これらの職業は、既に多くの女性が起業をして成功を収めた実績があります。
すなわち、女性起業での成功例が多いということは、それだけ多くの情報やノウハウが存在しており、初めての起業にもおすすめの職業であるといえます。
したがって、それらの情報を駆使すれば、女性起業への成功率も飛躍的に上がることでしょう。
さっそく、女性起業におすすめの職業について解説していきます。
①女性向けセミナー・教室
女性向けセミナー・教室とは、自身の知識や経験を顧客に教える仕事です。
SNS集客セミナー・Webデザイナー育成講座・プログラミング教室など、業種や職種は多岐にわたります。
したがって、あなたの得意な業種や職種で挑戦するのがおすすめでしょう。
近年では、オンラインで活動する人が増えました。
実は私も一番最初はマナーレッスンで起業をしました。
当時はコロナ禍前でしたので、場所を借りて対面で行っていましたが、
自身のシャネルでの接客経験や秘書経験が活かせたことは、起業の入り口として入りやすかったと感じます。
(とはいえ、マナーレッスンは大手もあれば競合も多いので、差別化に苦労しました。
ブランディングの重要性を感じたのはそこがきっかけです)
自身の資格や前職の経験を活かすこともできるので、初めて起業する女性にもおすすめの働き方です。
②女性向けコンサルタント・コーチ
女性向けコンサルタント・コーチとは、現状の悩みに寄り添い、成功へとサポートする仕事です。
自身の経験や専門知識を活かし、顧客の問題解決をサポートするためのコンサルタントやコーチは、女性起業家の成功例も多く、女性におすすめの職業です。
特に、キャリアコンサルタントやライフコーチ、ビジネスコンサルタントの分野は、高い専門性と人間力、サポート力などが求められますが、女性ならではの視点や繊細なサポートが、顧客からの信頼を得やすい傾向にあります。
また、人(講師)に価値を見出す仕事でもあるため、初期費用が格段に抑えられる点も大きなメリットでしょう。
オンラインコンサルの普及により、地理的な制約を受けずに仕事ができる点も、家事育児などの主婦業に忙しい女性におすすめできるポイントです。
主婦だけでなく、社会人の女性であっても、休みの日に自宅で始められるため人気があります!
自身のスキルや経験を最大限に活かしたいと考える女性におすすめの職業といえるでしょう。
③女性向けハンドメイド作家・ネットショップ経営
女性向けハンドメイド作家・ネットショップ経営とは、自身の作品を販売する仕事です。
女性らしいセンスを最大限に活かしつつ、趣味や好きを仕事にしたい方におすすめです。
ただし、材料費や梱包代などがかかるため、コストの収支バランスはしっかりと考えて進めましょう。
④動画編集
動画編集とは、主にSNSで使用する動画を編集する仕事です。
SNS集客が主流となった昨今では、動画編集を委託する起業が年々増えています。
スキルが磨かれれば、自身で動画を投稿して収益を得ることも不可能ではないでしょう。
低コストでコツコツと続けたい女性におすすめの職業です。
⑤Webライター
WEBライターとは、オンラインで記事を作成する仕事です。
高度なスキルがなくても、未経験から誰でも始められる点が大きなメリットでしょう。
WEBライターは、文章力と情報収集能力が求められる職種であり、女性の細やかな観察力や豊かな表現力が活かせるため、女性におすすめの職業です。
特に、ライフスタイルやファッション、美容、子育てといったテーマは女性ライターの視点が求められることが多く、女性ならではの視点を生かした記事作成が可能です。
SEO対策に詳しくなることで、より多くの人から求められる人気のライターとなるでしょう。
低コストでコツコツと続けたい女性におすすめの職業です。
⑥Webデザイナー
WEBデザイナーとは、IllustratorやCanvaなどのソフトを使い、オンライン上でデザインを手掛ける仕事です。
デザインだけでなく、ソフトの基本操作やWebマーケティングについても学ぶ必要がありますが、自身のデザインを多くの人に見てもらえるため、大きなやりがいがありますよ。
イラストを描くのが好きな女性におすすめの職業です。
⑦代行ビジネス(家事・SNS・オンライン秘書)
代行ビジネスとは、業務を代わりに請け負う仕事です。
家事代行・SNS運用代行・オンライン秘書代行など、さまざまな仕事があります。
特に、SNS運用代行やオンライン秘書代行は、自宅にいながらできるのがメリットです。
他人の代わりに業務をこなす代行ビジネスは、女性らしいきめ細やかな配慮が活きる場面が多いので、初めての女性起業にもおすすめの職業といえるでしょう。
女性起業におすすめな仕事の選び方4選!
先述したとおり、女性起業で成功例の多い職種を知っておくことは、ビジネスで成功するためには重要な要素だとわかりましたね。
ご紹介した職業は、家事と育児などの隙間時間に作業できるため、女性の起業にとてもおすすめです。
そして起業するのであれば、やはりリスクは最小限に抑えたいですね。
リスクを最小限に抑えられる、女性起業でおすすめな仕事の選び方は以下の4点です。
- おすすめ①起業時の初期費用・ランニングコストが低い
- おすすめ②スモールビジネスから起業を始められる
- おすすめ③自分の得意・強みを生かせられる
- おすすめ④長期的に続けられる
以下より、女性起業を成功させるために重要なポイントをご紹介します。
①起業時の初期費用・ランニングコストが低い
女性の起業には、起業時の初期費用やランニングコストの負担を軽減し、自分らしさを活かしたビジネスを選択することが重要です。
初期費用やランニングコストが低い、おすすめのビジネスは以下の3点です。
- おすすめ1:オンラインビジネス
- おすすめ2:コンサルティング業
- おすすめ3:アフィリエイトビジネス
1つ目のおすすめは、「オンラインビジネス」です。
オンラインビジネスは、パソコンさえあれば実店舗を持つことなく仕事が可能なため、家事育児の合間に起業したいと考える女性におすすめです。
また、事務所を持たずに起業ができるため、コストを大幅に抑えられます。
逆にネイルサロンやフランチャイズといった店舗が必要な事業は、あまりおすすめできません。
なぜなら、家賃や光熱費、人件費といったランニングコストが発生するため、起業が初めての女性にはリスクが大きいからです。
したがって、初めての起業には、オンラインビジネスなどの自宅で始められる事業が挑戦しやすいでしょう。
2つ目のおすすめは、「コンサルティング業」です。
コンサルティング業は、専門的なスキルや経験を活かしてビジネスをおこないます。
コンサルティング業も、自宅で仕事ができるため、忙しい生活を送る主婦の方におすすめです。
必要なのは専門的なスキルや経験のみなので、必要経費も最低限に抑えられますよ。
3つ目のおすすめは、「アフィリエイトビジネス」です。
アフィリエイトビジネスは、自身のブログで商品の紹介や広告を貼り付けて収益を得ます。
初期費用やランニングコストを限りなく抑えられるだけでなく、稼働していなくても収益が発生する仕組み化が可能です。
ランディングページの作成や、SNSでの影響力、宣伝や集客が得意な人におすすめの働き方です。
ただし、先述した職種はどれもコストがかからない分人気も高く、競合他者も多く存在します。
したがって、まずはその分野で成功している女性起業家から学ぶなど、スクールや講座で知識を得るのがおすすめです。
また、初めは副業から始めて、徐々に起業へとシフトチェンジしていくのもいいでしょう。
②スモールビジネスから起業を始められる
女性が起業を始めるときは、スモールビジネスから開始するのがおすすめです。
スモールビジネスとは、規模を小さくして始めるビジネスのことです。
例えば、ハンドメイド商品の販売やフリーのヨガインストラクターなどもこれに該当します。
規模は小さいですが、しっかりとしたビジネスプランとマーケティング戦略を立てられれば、大きな収益を得ることも難しくなく、初めて起業する女性にもおすすめの働き方です。
また、スモールビジネスから起業すれば、資金的なリスクも最小限に抑えられます。
スモールビジネスは規模が小さい分、自身のライフスタイルに合わせた経営が可能であり、ワークライフバランスに悩む女性にはおすすめの働き方でしょう。
これからの時代は大きな投資やリスクを背負うよりも、自分のペースで確実に成長させていくスモールビジネスが、女性起業にはおすすめです。
③自分の得意・強みを生かせられる
ビジネスを選ぶ上で、自分の得意・強みを生かせられるかは重要なポイントです。
あなたがあることに長けている、または特別なスキルや知識を持っているなら、それをビジネスに活かすことで、他者との差別化をはかり、優位性を確立しやすくなります。
例えば、語学力であれば翻訳や語学教育など、あなたの得意分野を活かしたビジネスを活かすことがおすすめです。
逆に、慣れていない・知識がない分野であれば、そのスキルを習得するまでに多くの時間を要します。
したがって、自身の強みや得意を活かすことで、より早く独自の価値を確立でき、顧客からの信頼も得やすくなるでしょう。
④長期的に続けられる
ビジネスで成功を収めるためには、一時的なブームや流行に乗るのではなく、長期的に続けられる事業を選ぶことが重要です。
長期的に続けるためのポイントは以下の3点です。
- 飽きずに続けられるか
- 需要・将来性があるか
- 自身のライフスタイルに合うか
1つ目は、自分が本当に興味を持っていて、長期間飽きずに続けられるかどうかです。
自分が楽しみながら取り組めるビジネスは、困難な状況に立ったときも諦めずに続けられます。
したがって、興味のある分野で起業するのがおすすめです。
2つ目は、選んだビジネスが市場で長期的な需要があるかを調査することも大切です。
仮に自分が興味のある分野であっても、需要がなければビジネスとして成り立ちません。
まずは市場調査をおこない、将来性のあるビジネスかをリサーチしましょう。
3つ目は、自分のライフスタイルに合うビジネスかを見極めることも重要です。
特に女性は起業する上で、ワークライフバランスやライフステージの変化など、男性とは異なる視点で事業を選択する必要があります。
家庭との両立や自己実現、社会貢献など、自身が大切にしたいことを優先できるビジネスを選べば、より長く続けられるでしょう。
以上の3つの視点を持つことで、女性起業家として長期的に成功へと導くビジネス選びが可能になりますよ。
女性起業でおすすめの働き方とは?
初めての起業には、誰でも不安がつきものです。
特に、女性は家事育児といった仕事以外の負担も考えなければならないケースが多いです。
さまざまな国や自治体の援助や支援を活用するのも一つの手ですが、やはりできるだけリスクは抑えて、自分らしく起業していきたいと考える女性が多いのではないでしょうか?
そこで本章では、女性が起業をスムーズにスタートさせ、継続的に成長させるためにはどうすればいいのか、おすすめの働き方を3つご紹介します。
- おすすめ①プチ起業から始める
- おすすめ②個人事業主から始める
- おすすめ③一人でできる仕事から始める
起業を始める前に、この3つのポイントをしっかりと抑えておきましょう。
おすすめ①プチ起業から始める
女性起業と聞くと、大きな投資やリスクを伴うものと思われがちですが、最初から大規模なビジネスを始める必要はありません。
むしろ、「プチ起業」という小さなスタートから始めることが、女性が初めて起業するときのおすすめの働き方といえます。
プチ起業とは、自宅やインターネットを利用し、少額投資で始められるビジネスモデルのことを指します。
プチ起業は、初めての女性起業に対する不安をやわらげ、自身の力を試す絶好のチャンスです。
最大の利点は、リスクが低いこと、そして自分のペースで事業を育てられる点です。
女性は起業をしたあとも、ワークライフバランスをうまく保つことが重要になりますね。
プチ起業であれば、自身のライフスタイルに合わせて時間を調整し、少しずつビジネスを拡大していけるので、初めての起業におすすめの働き方の一つといえるでしょう。
おすすめ②個人事業主から始める
初めての起業には不安がつきものですが、女性が起業を考えるときには、ライフスタイルや価値観に合わせた働き方を選ぶことも重要です。
その一つの方法として、「個人事業主」から始めるのがおすすめです。
個人事業主とは、法人を設立せずに一人で事業を運営する人を指します。
自身の発想やスキル、経験を活かしてビジネスを発展できるのが大きな魅力です。
ビジネスをゼロから一人で立ち上げ、成長させていく達成感も味わえるでしょう。
また、個人事業主であれば、仕事とプライベートのスケジュールを自由に管理できます。
個人事業主としての働き方は、家庭と仕事の両立がしやすいというメリットがあるため、女性におすすめの働き方の一つです。
また、自宅で仕事が可能なため、学校からの急な呼び出しや予定変更などにも柔軟に対応でき、子供の成長も見守りながら働くことが可能です。
しかし、個人事業主として起業する際は、事業計画や確定申告、保険の手続きなどを全て自分でおこなう必要があります。
収入が安定してくれば、税理士を雇いプロに金銭管理を任せることも可能ですよ。
まずは個人事業主から始め、人を多く雇うタイミングで法人化を検討してみるのもいいでしょう。
おすすめ③一人でできる仕事から始める
起業とは、新たなビジネスを始めることであり、その成功には多くの要素が絡み合います。
しかし、女性が初めて起業を考えるときに重要視するのは、自身のスキルや経験に合った働き方ができるかどうかではないでしょうか?
だからこそ、初めのうちは自分の強みを理解するためにも、一人でできる仕事から始めてみるのがおすすめです。
そして、最初から店舗を構えて従業員を雇ってしまうと、人件費や家賃などの支払い義務が発生します。
このようなビジネスは、収益が発生しなかった場合に大きなリスクを伴うでしょう。
逆も然りで、一人で仕事をする場合は、全てを自分で管理しなければなりません。
そのため、自己管理能力やモチベーションの維持なども、全て自分で意識していく必要があると覚えておきましょう。
40代からの女性起業でも成功しやすいおすすめの職業とは?
40代や50代からの女性起業を成功させるためには、自身のスキルや経験を活かし、需要の高い職業を選ぶことが重要です。
実は40代が人生で最も知識と経験が豊富な時期であり、女性起業には絶好のタイミングともいわれています。
特に、カウンセリング・コンサルティング・健康・教育・美容ビジネスは、40代50代の女性起業の成功例が多いという調査データもあります。
これらの職業は、社会的な役割やニーズが高く、自身の経験や知識、人間力を活かせるのが特徴です。
また、ネットショップやアフィリエイトなどのオンラインビジネスもリスクが低く、自宅にいながら始められるのでおすすめです。
スキルや知識があれば、体力の有無に関係なく挑戦できる点も、大きなメリットといえるでしょう。
専業主婦の期間が長く、社会人としてのブランクを感じたり、年齢をコンプレックスに感じたりする必要はありません。
むしろ、若い世代にはない社会経験やノウハウが活かせる絶好のチャンスだと捉えましょう!
重要なのは、自分自身が何を得意とし、何を楽しんで継続できるかを見つめ直し、それを本気でビジネスにすると決めることですよ!
ぜひ、あなたも起業して新しいビジネスを始めてみましょう!
まとめ
今回は、女性起業でおすすめの職種や成功例が多い業種についてご紹介しました。
また、それぞれの職業がなぜ女性起業におすすめなのか、その特性と成功の秘訣についても解説しました。
女性起業を考えている方は、本記事を参考にビジネスプランを考えてみてくださいね!