ブランディングスクールRICCA主宰の朝倉みや子です。
・認知を広げるためにも、会社のホームページを制作しないといけない…
・効果的な会社ホームページ制作方法がわからない
こんな悩みを持たれていませんか?
私もホームページ依頼をして制作したもののなかなか問い合わせが伸びず、
自社サイトへのアクセス数も増えず集客に失敗してしまった経験があります。
見切り発車で制作を行うと効果的なブランディングサイトにならず
ユーザー認知に繋がらず、外注コストだけを無駄にしてしまいます。
自社のビジネスブランディングを整理し、
コンセプトをしっかり固めてからホームページ制作にとりかかるようにしましょう。
当記事では、企業ブランディングを活かしたホームページ制作手順について
成功事例も含めて分かりやすく解説いたします。
目 次
Webブランディングの役割と5つのメリット
webブランディングとは、
自社のホームページ制作やweb広告機能などを活用して
ブランディングを訴求することで集客力を上げる方法になります。
ホームページ制作やweb広告、SNSなどを活用した発信が存在する前は
企業のブランディング情報を発信する媒体のメインはマス広告でした。
しかし、マス広告の場合、訴求できる情報量の限界や多額の外注費が必要であり、
情報を受け取る側も不特定多数であることから費用対効果の検証が難しいため、
集客力を上げるための運用施策を考えることが困難というデメリットがありました。
webブランディングホームページの役割とは、そうしたマス広告のデメリットを補いつつ、
新たなユーザー接点機能としてブランド力を向上することができるため、
現在注目をされています。
ここでは、webブランディングでの5つの主要なメリットを紹介します。
主なメリットはこちらです。
グローバルアクセスとリーチ拡大: ホームページ通じて、企業ブランディングや自社の実績情報を世界中の人々に提供する効果があります。地理的な制約を乗り越え、広範な関連ユーザーにアクセスできる点がポイントです。これにより、新しい市場に進出したり、コンテンツを世界に広め、グローバルユーザーへ影響力を築くことが可能になります。
企業ブランドの可視性と認知度向上: オンラインプレゼンスを構築することは、企業ブランドの認知度を上げるための重要な役割を果たします。webを通じて、ブログ記事、ホームページ、SNS発信、オンライン広告などを活用して、企業ブランドの存在感を高めることができるのは大きなメリットになります。これにより、お客様に企業ブランドが認知され、記憶されやすくなり、市場での競争優位性を獲得できます。最新のサービス情報や企業実績をオンライン上で発信することは、ビジネスの成長と成功率を向上させるでしょう。
情報発信とエンゲージメント: ホームページブランディングでは、企業ブランドの価値観やストーリーを共有し、お客様とのエンゲージメントを促進する優秀な方法です。ブログ記事、SNS発信、ビデオ商品などを通じて、有用な情報やエンターテインメントを提供し、お客様との対話を通じてコミュニケーションを深めることで集客へと繋がります。
企業ブランド一貫性と差別化:ホームページ内で企業ブランドの価値観、トーン、デザインを一貫して表現することで、信頼性を高め、お客様に一貫性のあるメッセージを提供します。これにより、企業ブランドがオンライン上で認知されやすくなります。一方、差別化は競争の中で目立つために必要です。企業ブランドが他社と異なる独自の特徴や価値を強調することで、ユーザーに印象づけられます。ホームページでの差別化をはかる事で、競争激化の中で市場での存在感を実践的に高め、お客様の問い合わせ率を上げることができるでしょう。
効果的な分析と改善: webブランディング戦略の大事なポイントです。データと分析を活用してホームページやオンラインプレゼンスのパフォーマンス数値を評価し、改善策を特定することができます。webアナリティクスを使用してトラフィック、コンバージョン率、ユーザーの行動を追跡し、成功を評価します。これにより、コンテンツやデザインの最適化、マーケティング戦略の調整、ユーザーエクスペリエンスの向上など、戦略的な訴求を実行できるでしょう。
これらのメリットを効果的に活かすために、適切なwebブランディング戦略を考えることで、
マス広告のような高い価格での集客方法を回避することができます。
成功するブランディングの要素
企業のブランディング力を向上させることが成功するためには大切なポイントになります。
強力な会社ブランディングホームページサイト制作を行うことで、
競合と差別化する効果があり、オンライン上のお客様に
魅力的なイメージを与えることができるのが大きなメリットになります。
ここでは、成功するブランディングの要素を紹介します。
まず1つ目に大事な要素は、会社ブランドのビジョンはどんな目的をもつのか明確に設定することです。
あなたの会社ブランディングが何を目的として、
どんなサービスを提供を行うのか、そのビジョンを手順化し、明確に設定しましょう。
ビジョンは会社ブランドサービスの方向性を示し、
行動の指針を設定するためにも活用することができます。
2つ目に大事な要素は、自社のターゲットとなる人材を見つけ理解することになります。
あなたのビジネスがどのようなユーザーに価値を提供できるのかを把握しましょう。
お客様のニーズ、関心事、価値観を理解し、
それに合ったブランディング戦略を実践することが大事になります。
競争が激しいビジネス環境では、自社サービスの独自性をオンライン上で発信することが重要です。
あなたのwebホームページサイトが競合会社ブランドと異なる点をビジュアル的にイメージしやすいように作成することが大事になります。
専門的なスキルをもつweb制作会社に外注することもおすすめになります。
成功するブランディングホームページはコンテンツにおいて非常に重要な機能を果たします。
ブログ記事、SNS発信、動画コンテンツなど、
質の高い実績のわかるコンテンツをwebサイト上で公開し、
ターゲットオーディエンスとのつながりを強化しましょう。
成功するwebブランディングホームページサイトの戦略は
一度構築しただけで終わるわけではなく、継続的に最新情報にしていく必要があります。
顧客からの問い合わせやホームページへのフィードバックを受け入れ、
購買意欲に効果的にアプローチできるよう
最新ブランディングホームページとなるように運用を行いましょう。
市場の変化に応じて、適宜会社のブランディングホームページを最新化させることがポイントになります。
デザイン・コンテンツの要点
ブランディングホームページ制作を成功させるためには、
デザインやコンテンツの正しい要点をしっかり押さえておくことがポイントになります。
それぞれの要点を抑えて、企業イメージに合うデザインやコンテンツを作成を心がけてみてくださいね。
デザインの要点
1. ロゴデザイン
ロゴは会社ブランディングのビジュアル的なイメージを象徴します。
ポイントはシンプルで記憶に残るロゴを制作しましょう。
ホームページ上で色、形、フォントなどの要素は、
会社ブランディングの特徴や価値観を表現する方法として重要です。
プロのデザイナーに依頼することを検討しましょう。
2. カラースキーム
選んだカラースキームは、会社ブランディングイメージを伝えます。
カラーピッカーやカラーパレットを使用して、
会社ブランディングに合ったカラースキームを選定しましょう。
色の心理学を参考に考えることも、正しいカラー選択に役立ちます。
3. フォントの選択
適切なフォントの選択は、会社ブランディングの一貫性を保つために重要です。
会社ブランディングに合ったフォントを選び、ヘッダー、本文、
見出しなどのテキストに統一性を持たせましょう。
ホームページ上でフォントの大きさとスタイルも考慮することがポイントになります。
4. イメージとビジュアル要素
ビジュアル要素は会社ブランディングの物語を豊かにします。
高品質な写真やイラストを使用し、
会社ブランディングのメッセージや価値観を視覚的に表現しましょう。
コンテンツの要点
1. ストーリーテリング
ストーリーテリングは、情報やアイデアをストーリーとして伝える方法です。
魅力的なイメージ、プラットフォームを使用し、感情を引き出すことで、
顧客の関心を引き、メッセージを効果的に伝えます。
人々との共感や理解を深め、コミュニケーションをより魅力的にし、
ホームページが記憶に残るものにします。
2. 価値ある情報発信
価値ある情報の発信をするには、
正確で信頼性の高い情報を受け手のニーズや関心に合わせた内容で提供
することが大事になります。
情報は明確に伝えられ、分かりやすい形式で提示されるべきで、
読者や視聴者の問題を解決するのに役立つ情報や示唆に富んだ洞察を提供します。
情報発信は定期的で一貫性があり、相互作用を促進し、コミュニケーションを深めます。
また、受け手のフィードバックを受け入れ、コンテンツを改善する姿勢も大切です。
価値ある情報発信はオンライン上で信頼性を築き、共感を生み出し、
顧客との関係を強化していくことができます。
3. コンテンツの一貫性
コンテンツの一貫性は、会社ブランドやメッセージの安定性を維持し、
視聴者や読者に信頼性を提供する重要な要素です。
コンテンツは会社ブランドの価値観やトーン、スタイルに合致し、
一貫性を保つメッセージやビジョンと整合する必要があります。
また、コンテンツの公開スケジュールを一貫して守ることで視聴者や読者に継続的な価値を提供し、
会社ブランドの認知度を向上させることができます。
4. webサイトのコンテンツ戦略
Webサイトのコンテンツ戦略は、明確な目標とターゲットオーディエンスを定義し、
そのニーズに合致するサービスを提供します。
サービスは価値ある情報やエンゲージメントを促進するものとすることが大事になり、
SEOにも十分配慮をする必要があります。
コンテンツの形式(テキスト、画像、動画など)を選択し、一貫性のあるブランディングを保持します。
また、コンテンツのスケジュールを設定し、定期的な更新とモニタリングを行い、
受け手のフィードバックを受け入れて改善します。
戦略的なコンテンツは会社ブランドの目的を達成し、顧客との関係を強化します。
5. SEO対策
コンテンツを効果的に活用するために、検索エンジン最適化(SEO)を行いましょう。
適切なキーワードリサーチを行い、コンテンツに適切なキーワードを組み込み、
検索エンジンでの可視性を向上させます。
魅力的なデザインと価値あるコンテンツを組み合わせることで、
ターゲットオーディエンスに強い印象を与え、
会社ブランドの信頼性を高めることができます。
あなたの会社ブランドは、デザインとコンテンツを通じて、
顧客との繋がりを築くことが成功への近道に繋がります。
自社ホームページ制作を作成する手順
ここまでブランディングとホームページ制作についての知識を学んだところで
実際に自社で実施する手順を一つずる具体的なステップで紹介していきます。
ステップ1: 会社ブランディングのビジョンと目標の設定
会社ブランディングのビジョンを明確にし、それに基づいた目標を設定します。
現在の状況を評価し、長期と短期の目標を考えることがポイントになります。
目標を優先順位づけし、具体的な行動計画を立て、進捗をモニタリングして運用をします。
ビジョンと目標を内外にコミュニケーションし、関係者を巻き込むことにより
会社ブランディングは方向性を確立し、成功への道を明確にすることができます。
ステップ2: ターゲットオーディエンスの特定
ターゲットオーディエンスを特定するには、
自社製品やサービスに最も関心を持つであろう人々を特定します。
その人々の年齢、性別、地理的な位置、趣味、関心事などの詳細な情報を収集し、
デモグラフィックと行動的な要因を考えることが大事になります。
さらに、競合分析を行い、競合他社がどのような顧客層をターゲットにしているかを理解することで、
ターゲットオーディエンスのニーズと要求に合わせて製品やサービスをカスタマイズし、
適切なマーケティング戦略で発信していくことが大切です。
ステップ3: 競合分析
競合分析は市場における競合他社を詳細に調査し、競合他社との差別化をはかります。
競合他社の特定、製品・サービスの特定、マーケティング戦略の評価、
顧客フィードバック、SWOT分析、戦略の調整を行うことで競合他社の動向を把握して、
よりよい戦略的な意思決定を行うことができます。
ステップ4: 会社ブランディングのアイデンティティを確立
会社ブランディングのアイデンティティを確立するには、
会社ブランディングの独自のビジョンや思いを明確にし、
その会社ブランディングの存在意義を定義します。
ターゲットオーディエンスのニーズや価値観を理解し、
それに合ったメッセージやデザインを一貫性のあるブランディング要素を取り入れ
作成することで会社ブランディングを視覚的イメージで識別可能にします。
ストーリーテリングを通じて感情的な結びつきを構築し、顧客との信頼関係を築きます。
最終的に、これらの要素を統合し、会社ブランディングのアイデンティティを一貫性のあるものとして
表現し、市場での認知と信頼を築きます。
ステップ5: webサイトの作成
Webサイトの作成は、目的を明確にし、ターゲットオーディエンスを理解した後に、
ドメインとホスティングを取得し、どんなプラットフォームを使うか選択します。
コンテンツ戦略を策定し、
デザインをカスタマイズして会社ブランディングアイデンティティを反映させます。
SEO最適化を行い、モバイル対応を確保します。
コンテンツを追加し、テスト運用の成果の測定と分析をし修正を繰り返し行うことで、
セキュリティ対策を施します。
サイトを公開し、運営と更新を継続します。
ユーザーエクスペリエンスと目的達成を優先し、効果的なWebプレゼンスを構築します。
オンランでユーザーに自社の商品やサービスを紹介するために、
会社ブランディングのビジョン、ターゲットオーディエンス、デザイン、
コンテンツ、webサイト、ソーシャルメディア、SEO、様々な要素をもとに
ホームページ制作は作成する必要があることを覚えておいてください。
そのあとには必ずフィードバック、成果の測定と分析に焦点を当て、
ブランディング戦略都度見直すことが大切になります。
避けるべきホームページ制作の落とし穴
ホームページのブランディングで成功された方の例をご紹介します。
ご自宅でエステサロンを始められたAさんは、
「まずはサロンを知ってもらわないと」という想いで、最初にホームページを作成しました。
制作会社に依頼し、おしゃれなホームページは出来上がったのですが、
なかなかお問い合わせに繋がりません。
理由は「デザインが綺麗でエステサロンのSEO対策もできているけど、
競合サロンとの違いやオーナーの方のお人柄が見えなかった」から。
ブランディングというのは世界観を見せることは大切ですが、
その世界観が しっかりと定まったコンセプト設定の基に作られたものでないと、
見た人の心に響きません。
製作会社の方は、オーナー側の頭の中までは見えません。
制作会社に依頼することは良いのですが、
依頼主として大切なポイントは ・独自性 ・差別化となるコンセプト ・自身の想い・ビジョン
これらをしっかり制作側に伝えることができないと、
「なんとなくオシャレでどこにでもありそうなサロン」の枠を抜けることが できません。
そこでAさんはブランディングを通し、自身の独自性やコンセプト、ビジョンを 言語化し、
ホームページを変えることにしました。
「最初からサロンのブランディングを作っていたらホームページの修正費もかからなかったのですが(笑)」とのことで、 今では一人サロンで月40万円安定的に売上が立っているようです。
家庭の時間も大切にされながら、ご自身のペースで理想の働き方をされています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事でブランディング活かしたホームページ制作について分かりやすくまとめて解説してきました。
本記事でまとめた内容が必ずしも全てのケースに当てはまるということは無いかと思いますが
参考にしていただけると幸いです。
しかし、ブランディングにおいて忘れてはならないのは、
「顧客が会社ブランドのどんなところにメリットを感じているのか」という視点を重視することであり、
その会社ブランド価値と自社が伝えたい会社ブランドイメージを考えることで、
効果的なブランディングが行えます。
どれだけ魅力的な製品・サービスがあっても
顧客を無視したようなブランディングサイトでは思うように効果が出ず時間を無駄にしてしまいます。
まずは本記事で紹介したような手法を参考に、
自社の商品はどのような価値を顧客に提供できるのかを明確に整理し、
その商品価値を求めている顧客をイメージすることから実践してみてはいかがでしょうか。
当社では他にも様々な業種の女性起業家に向けて、ブランディングの支援しております。
ご興味がある方はぜひ、現在実施している1DAYセミナーに参加していただき
女性起業家向けのブランディングの手法、ノウハウを学んで
サービス提供に活用していただけますと幸いです。